俳優の故キム・セロンの殯所がソウル市松坡区ソウル峨山病院の葬儀場に設けられた。喪主には両親と妹の俳優キム・アロン、イェロンが名を連ねた。弔問は同日から可能で、告別式は19日午前6時20分に行われる。埋葬地はまだ決まっていない。

故キム・セロンは先月16日、自宅で死亡した状態で発見された。ソウル城東警察署によると、故人と会う約束をしていた友人が連絡が取れなくなり、その後、キム・セロンを見つけて通報したという。警察は現在まで犯罪の疑惑は発見されていないが、正確な死亡の経緯を調査中である。

キム・セロンは2022年5月、飲酒運転事故で物議を醸した後、活動を中断した。当時、ソウル江南区清潭洞で運転中に変圧器などをぶつける事故を起こし、近くの商店街に停電被害をもたらし、この事件で罰金2000万ウォンを宣告された。その後、演劇や映画への復帰を試みたが、健康上の問題などで計画が中止された。

2000年生まれのキム・セロンは幼少期から演技活動を始め、2009年映画「旅人」で俳優としてデビューした。その後、映画「アジョシ」でウォンビンと一緒に出演して注目され、「ドヒヤ」、ドラマ「ハイスクール：ラブオン」、「魔女図鑑」、「猟犬たち」などに出演し、演技活動を続けてきた。