13日午前、ソウル中央地方裁判所民事合議20部審理でフックエンターテインメントがイ・スンギを相手に提起した債務不存在確認弁論期日が開かれた。

以前、イ・スンギは2004年からフックエンターテインメントで計137曲を発売したが、音源収益を精算されなかったとして、フックのクォン・ジンヨン代表などを特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反（業務上横領・詐欺）容疑で訴えた。

これに対してフックエンターテインメントはイ・スンギに精算金54億ウォンを支給した。その後、クォン・ジンヨン代表は「イ・スンギに基給精算金13億ウォンのほか、音源未精算金及び利息41億ウォンを追加支給した」とし、債務不存在確認訴訟を提起した。

ただ、イ・スンギ側はフックエンターテインメント所属だった2009年10月から2022年9月までの音源収益は約96億ウォンに達し、これは2004年6月から2009年8月までのデビュー後5年間の音源収益は制限金額という立場を明らかにした。

フックエンターテインメントは「これ以上、イ・スンギに対する精算金債務が存在しないことを確認し、関連紛争を終結するため」と訴訟の背景を伝えた。

これにイ・スンギは直接2次弁論期日に被告の資格で出席し、「二度と私のような被害者が生まれないことを願い、大きな勇気を出した。この事件を通じて、これ以上私のような若い年齢でデビューした後輩芸能人が同じような不利益を受けないようにしてほしい」という嘆願書を朗読した。